2012年4月3日火曜日

Tax return

年があけると勤務先から税金申告(tax return)のための書類が届く。寄付をした団体はtax deductionを証明する書類を発行してくれるし、銀行も利息に対する税金の支払いを証する書面を送ってくる。どこにどうやってtax returnの申告すればよいかよくわからなかったので、TurboTaxというソフトを使ってみることにした。連邦への申告書の作成が約$30, 州への申告書作成約$40。勤務先から受け取った書類に記載されている事項をそのまま空欄に入力するといくらの還付になるか計算してくれる。

アメリカは所得税に関し、global systemを採用している。市民(citizen)global incomeに対して所得税を課税される。アメリカ人であることに利益(benefit)があるというのがその理由とのことだが、residenceに対しても同様の扱いがなされている。Residenceの定義は、単年度に183日以上合衆国内にいた者、とされている(Section 7701(b))。そのためか、税金の申告にあたっては、いつからいつまでどこに居住していたかを記載する必要がある。なお、前年にこの日数滞在していれば、翌年はそれ以下の日数でもresidenceとなる。

Tax return手続きにはアメリカ国内にmailing addressbank accountがある方が便利。書面を提出すると、連邦は受理後の処理状況がネット上で追跡できるようになっている。Californiaの書式では税金の支払がある場合引き落とし日は申告者が指定できるようになっていた。連邦、州とも還付金は数週間後に銀行口座に入金された。

民間のソフトを使ってネットで申告というのは受け取る課税庁は楽だろうし、申告する方も便利だし、民間会社には手数料がはいる。よくできた仕組みだと思う。


追記
Tax return を提出するのとほぼ同時にcredit cardにオランダの料理店らしき名義で請求と取り消しが各2件ありました。TarboTaxへの支払いを同じcredit cardでしていたので、ID theftをしたのかと疑いました。
5月になって今度はdebit accountにアメリカの薬局と思われる名義でchargeがなされていました。これはよくわからない。Tax returnの受け取りにこの口座を指定したので、そのときID theftされたとも考えられますが、pin codeは渡していない。
他方、TurboTaxからはID theft対策のサービスの案内が届いています。ID theftとこの会社は無関係かもしれないけど、なんか嫌だなあ。
それはともかく、ネット上での決済には十分お気をつけて。

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