Professor
PaulからBarを受けるLL.M.へのアドバイス、どの授業を取るべきか、によれば、ContractはPropertyやConstitutionやEvidenceほど大陸法と違わない、と書いてあったと思う。
確かにそう言われればそうなのだが、BarbriでContract法の説明を聞いたとき、どうしてこんなに覚えることが多いのか、と思った。
契約というのは相対する二つの意思が合致した約束の一種、というのは世界共通の当然の認識ではなかった、ということの方にちょっとびっくりした。
びっくりしていても仕方がないので試験までの間にややこしいルールを詰め込めるだけ詰め込んだ。
契約というのは相対する二つの意思が合致した約束の一種、というのは世界共通の当然の認識ではなかった、ということの方にちょっとびっくりした。
びっくりしていても仕方がないので試験までの間にややこしいルールを詰め込めるだけ詰め込んだ。
それで本日のNYSBAのMLの話題の一つ。1年以内に終了するサービス提供契約において書面を要求される最低額はいくらか?
こんな質問が弁護士で構成されているMLに掲載されれば当然、Statute of Fraudの条文を自分で見ろ、という答える人や、条文のcopyを貼り付ける人などが現れるのだが、 § 5-701には1年以内に終了しない契約は書面ですること、となっているだけで、1年内に終了する契約について金額によって書面を作成せよとはなっていない。
こんな質問が弁護士で構成されているMLに掲載されれば当然、Statute of Fraudの条文を自分で見ろ、という答える人や、条文のcopyを貼り付ける人などが現れるのだが、 § 5-701には1年以内に終了しない契約は書面ですること、となっているだけで、1年内に終了する契約について金額によって書面を作成せよとはなっていない。
そのあたりで別の人が、UCC (Uniform Commercial Code)の動産売買の規定と間違えていないか、動産売買なら$500以上の契約に書面を要求しているが、サービス契約はこれとは無関係だ、と指摘を始めた。
そう言われれば試験前にこのあたりの規定を覚えようとしていたなと思いながら見ていたら、最初の質問者が、混乱したのは自分だけじゃないよ、口頭契約だとして訴えたら被告代理人からStatute of Fraud が要求する金額を超えているので契約書を提出するよう求められたんだ、と書いていた。
ここまで読むと、裁判所は何をしていたのだ?と思ったりするのだが。
そう言われれば試験前にこのあたりの規定を覚えようとしていたなと思いながら見ていたら、最初の質問者が、混乱したのは自分だけじゃないよ、口頭契約だとして訴えたら被告代理人からStatute of Fraud が要求する金額を超えているので契約書を提出するよう求められたんだ、と書いていた。
ここまで読むと、裁判所は何をしていたのだ?と思ったりするのだが。
どうしてこんなめんどうな規定を作るのだろう?
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