2012年5月1日火曜日

Life in the Tower


UC Hastings dormthe towerと呼ばれている。100年ものの古いホテルを改装したもので、背が高く、最上階は展望室となっている。湾を一望するここからの見晴らしは素晴らしい。LL.M.pizza partyはしばしばここで開催されていた。自習室として解放されている時間もあり、友人の韓国人裁判官Yoonはここをお気に入りの勉強スペースにしていた。
さて、dormに住むことのメリットとデメリット。
メリットは講義棟や図書館と近い、ということ。朝一番のProfessor Massey Constitution Iの授業はJDには必修科目であるが半数くらいが欠席していることがままあった。East Bayに住んでいる友人は、1時間目に間に合うに朝早く起きないといけない、と言っていた。
図書館で夜勉強しているときも、歩いて帰れるので交通機関の時間を気にしなくてよい。
 寮の地下は体育館になっていて、ヨガ教室も週に数回開催されている。中二階にはジムがありトレーニングマシンが置かれている。寮に居住していなくても使えるが、ちょっと着替えてシャワーを浴びて、と寮に部屋があると便利だ。
デメリットとして、学生寮はうるさい、と言われることもあるが、US Hastingslaw schoolのみであり、学部学生がいないのでそれほど賑やかいこともない。学期が始まった最初の週末に夜遅くまでパーティをしている部屋もあったが、管理人が注意をしたようで私がいる間に騒ぎがひどいと思ったのは1度だけだった。
寮に住む一番のデメリットは卒業すると部屋を明け渡さないといけないことだろう。Barを受験する場合、申請をすればBar Examが終わるまで退去を猶予してもらえるが、New Yorkから試験が終わって戻って来たらすぐに引っ越しをしなければならない。つまり、Bar が終わってすぐに帰国するのでなければ受験直前の時期に引っ越し先を探さなければならないのだ。当然のことながら学校とは関係なく部屋を借りていれば、卒業をしても引っ越しをする必要はない。
なお、US HastingsTenderloin と呼ばれるSan Franciscoの街で治安の悪い地区にあるが、寮、講義棟、図書館には警備員がいて、寮と図書館の間の道路はモニターで監視をしているほか、警備員が外に立って見張りをしていることもある。
また、この地区は治安が悪いと言われている反面、市役所、オペラハウス、市立図書館、アジア美術館、シンフォニーホールなどがある地域で、バレエやオペラを見に行って、夜遅くに終わっても寮まで歩いて帰ることができる。
さらに、日曜と木曜は寮の向かいのUN plazafarmer’s marketになる。新鮮なorganic野菜や果物がふんだんに並んでいる。パン、魚、卵、蜂蜜、アーモンド、ドライフルーツなどもこの市場で手に入る。
また、市役所前広場は様々なイベントのparade の終点となることが多く、イベントの日は焼き鳥、かき氷、魚介類のフライ、フランネルケーキなどを売るテントが立ち並ぶ。

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