New York州弁護士会(NYSBA)は強制加入団体ではない。ロースクールの学生も裁判官もメンバーになれる。...弁護士会という訳語は正確ではないかもしれないという気がしてきた。法曹会、かなあ。
それはともかく年会費のシステムがちょっと面白い。登録年数と正規(Regular)かNon-residentかの組み合わせで費用が決まる仕組みになっている。その他Sustaining Members という種類もある。Sustaining Membersの説明は後にして、まずは費用。
Sustaining members $400(Regular, Non-Resident)
2004年以前の登録 $275(R), $180(N)
2005から2006年登録 $185(R), $150(N)
2007から2008年登録 $125(R), $120(N)
2009 から2011年登録 $60(R,N)
2012 (新規登録者) Free
学生 $10
登録年度に応じた微妙に価格調整がなされている。会員継続のインセンティブのためだろうか?事務所が費用を負担する場合の寄付金の払い方の説明が書いてあることから、associateの会費は事務所が持つ所もあるのだろう。金額設定から想像すると7、8年でpartnerとなるのかな。ところで日本の弁護士会費と比較してどういう感想を持たれるだろうか?念のため、上記の金額な年会費であって、月会費ではない。また、入会にあたり高額の寄付金を求められることもない。
さて、Sustaining Members。http://www.nysba.org/Content/NavigationMenu/AboutNYSBA/NYSBASustainingMembers/NYSBA_Sustaining_Mem.htm
金額からお察しの通り、他の会員より会の活動のための基金を多く支払うことに同意した会員資格の呼称である。数か月前に私にもSustaining memberにならないかという勧誘のメールが届いている。メンバーになるとBar Journalに名前が掲載され、NYSBAのイベントの際には名札にリボンがつく、また、感謝の気持ちとしてattractive desk clockを贈ると書かれていた。ちなみにSustaining Memberは会員77,000人の約1%。名簿の中にお一人日本人と思われるお名前を見つけた。http://www.nysba.org/AM/Template.cfm?Section=Home&Template=/CustomSource/MemSustain/index.cfm
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