パソコンをひとつ買おう、それで日米のキーボードの違い、softestでの答案のupload、試験中のフリーズの問題が解決すると思った。
Law
school
の学生の多くは授業にノートパソコンを持参してノートをとっている。ざっと眺めていてもAppleの白い筐体はきれいだ。MacBookが欲しいなとは思ったがsoftestは
Windows上で操作することを前提に作成されており、MacBookでも一手間をかければ使えるが、余計なトラブルの元を作ることは避けたい、という理由で断念した。
さてどこで買おうか、パソコンを持たずにアメリカに来たStephanはBest
Buyで買って来ていたが、Best
Buyまで行ってパソコンを持って帰って来るのもめんどう、と思い日本でDellのを買ったときと同様にネットのメーカー直販を利用することにした。パソコンをひとつネットで買う、日本ではなんの問題もなく行なっていたことだった。
某メーカーのサイトで手頃な価格のを見つけ、日本から持参したVisa
cardで購入しようとすると日本で発行されたcardではだめだという。銀行からの振込ならよいというので、internet
banking でwire
transferをした。これも日本ではなんのトラブルもなく日常的にしている作業だ。ただ入力する情報が日本とかなり異なっていて、どこ欄にどの情報を記載するのかよくわからない。本当にこの程度の情報でwire
transferできるのか不安だった。
しばらくしても商品が来ないので問い合わせると着金が確認できないので送れないという。何度もcustomer
serviceとやりとりをしたがらちがあかない。仕方なく送金した銀行の方に連絡すると、小切手を指定の口座に郵送しているので、その途中で紛失した可能性がある、小切手を無効にすると言う。こんなやりとりが年末から年明けまで続いた。
後に小切手はメーカーから私に送り返されてきた。おそらく注文から小切手が到着するまでに制限日数を超えたので発注を取消し、その後小切手が到着したので送り返したということらしい。
冬休みの間中このトラブルを抱えていたので、今度は日本で発行されたcredit
cardでも物を売ってくれるAmazonでToshibaのパソコンを購入した。これが次のトラブルを引き起こすとはこのとき想像だにしなかった。
このパソコンはキーが大きめでミスタイプが減った。さらにキーボードもアメリカ仕様なのでinternetで見つけたfree
typing lessonが利用できる。それから時間があればひたすら typingの練習をした。Law
schoolのアメリカ人学生たちは恐ろしい早さでキーボードを打つ。練習してもとても追いつけるスピードではないが、制限時間内に最低限の答案が欠けるスピードがほしい。打つ速度があがると答案構成にそれだけ多くの時間が避ける。
練習を始めた私はBar
Examinationに向けて一歩前進した気分になり、UC
HastingsのInternational
and graduate
program http://www.uchastings.edu/academics/international-graduate/index.html
の担当者Meri
Maffet Esq.に得意げに言った。
“私タイプの練習を始めたの、これで答案に書きたいことが書けるわ!”
彼女は私を見てため息と共に答えた。
“今からタイプ練習? あなた、大変すぎ!”
なお、softestにはspell
check
機能がついている。それほど正確にspellを覚えていなくてもこれでなんとかなるだろうと考えていた。BOLEがこの機能をはずしているのをた。試験開始直前のアナウンスによってだった。
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